2006年 09月 09日
我輩はギターである。 名前はまだ無い。 |
先日名古屋にてある一人の楽器製作家に出会った。
彼の名は、斎藤創(サイトウハジメ)という。創という名前からして、すでに何かを作りだすという運命のもとに生まれてきたんだなと思った。 以前から友達の話の中で周りにそういう人がいるよ、という噂は聞いていた。数年間勤めていた会社を辞めて、その貯金で学校に通い自分で工房を開いて製作している。前からちょっと会いたいなと思っていたが、この日初めてお会いする事ができた。 その日まだモデル名もブランド名も決まっていない作品の一本を触らせてもらった。オールスプルース(全面松の木を使用)のクラシックスタイルのアコースティック・ギター。通常アコギにはトップ(表面の表板)には、スプルース(堅いけど弾力性がありよく振動してくれてしかも丈夫な木材)を使い、側面と後の板には、マホガニーやローズウッドを使い、バランスをとったりするのだが、全面松だけの仕様のアコギは初めてみた。その斬新さだけで興奮してきた。また音をだしてみると、バキパキな堅い音を想像していたが、これが実に柔らかく繊細な響きであった。フィンガーでもストロークでもいけるオールマイティーなギター。作った本人を前にし、その人のこの一本を数か月間完成させるまでにかかった努力を考えると胸が高ぶらないはずがない。 僕も彼と一緒でまだまだ無名です。お互い頑張っていきましょうと軽く心に誓ってみた。勇気を頂きましてありがとう。
手作りで唯一無二なもとほど、その媒体の中に魂はやどるもんですな。
今後、斎藤氏の作品もこちらのHPとかで紹介していこうと思ってます。
我輩はギターである。
名前はまだ無い。
彼の名は、斎藤創(サイトウハジメ)という。創という名前からして、すでに何かを作りだすという運命のもとに生まれてきたんだなと思った。 以前から友達の話の中で周りにそういう人がいるよ、という噂は聞いていた。数年間勤めていた会社を辞めて、その貯金で学校に通い自分で工房を開いて製作している。前からちょっと会いたいなと思っていたが、この日初めてお会いする事ができた。 その日まだモデル名もブランド名も決まっていない作品の一本を触らせてもらった。オールスプルース(全面松の木を使用)のクラシックスタイルのアコースティック・ギター。通常アコギにはトップ(表面の表板)には、スプルース(堅いけど弾力性がありよく振動してくれてしかも丈夫な木材)を使い、側面と後の板には、マホガニーやローズウッドを使い、バランスをとったりするのだが、全面松だけの仕様のアコギは初めてみた。その斬新さだけで興奮してきた。また音をだしてみると、バキパキな堅い音を想像していたが、これが実に柔らかく繊細な響きであった。フィンガーでもストロークでもいけるオールマイティーなギター。作った本人を前にし、その人のこの一本を数か月間完成させるまでにかかった努力を考えると胸が高ぶらないはずがない。 僕も彼と一緒でまだまだ無名です。お互い頑張っていきましょうと軽く心に誓ってみた。勇気を頂きましてありがとう。
手作りで唯一無二なもとほど、その媒体の中に魂はやどるもんですな。
今後、斎藤氏の作品もこちらのHPとかで紹介していこうと思ってます。
我輩はギターである。
名前はまだ無い。
by mmrhc949
| 2006-09-09 01:52